「控えでいい」? その真意は 広島カープの “ユーティリティープレーヤー” 上本崇司 プロ12年目の本音 自主トレを天谷宗一郎さんが密着取材
天谷宗一郎 さん 「バッティングの方に特化して成績が出た。また、守備の方もやっていきたいっていうふうに言っていましたけど、ワンプレー、ワンプレーの重みは昨年は違いました?」 上本崇司 選手 「守備でエラーをしてしまったりしたら、やっぱりピッチャーにも迷惑かかるので、そこはちょっと、そういう部分も含めて、やっぱりやることをやっとかないと。エラーしたくて、しているんじゃないので。遊んでいてエラーしたら相手も嫌だろうし、そういうところですかね」 天谷宗一郎 さん 「きょう、見せてもらった自主トレの話。ティー(バッティング)をするときに、 前がすごく(スイングが)大きくなった。昨年よりも前が大きくなったなっていう。ポイントを前にしているわけじゃないんだけど、前が大きく見える。何か変えました?」 上本崇司 選手 「やっぱり、体が小さいんですけど長打が打ちたい(笑)」 天谷宗一郎 さん 「いや。だって、きょう、一緒に来ているディレクターが『(ホームラン)2けた行けるんじゃないか』って」 上本崇司 選手 「(笑)それは絶対にないです」 天谷宗一郎 さん 「いや。それぐらい、打球の角度がよかったし…」 上本崇司 選手 「ホームランとかじゃないんですけど、単打ばっかりだとなんか…。もうちょっと2塁打とか3塁打とか、まだ足が動けるときに外野の間を抜いて3塁に行きたいなという」 天谷宗一郎 さん 「ああ。確かにさっきのティーバッティングを見てたら絶対に増えるだろうなと」 天谷宗一郎 さん 「昨年のドラフトで広陵出身の 高太一 投手が入団しました。お会いしたんですか?」 上本崇司 選手 「年末にしました」 天谷宗一郎 さん 「どうでした? ぼくは一度、インタビューさせてもらっているんですけど、好青年っていう印象だったんですけど。あれ? ちょっと違う感じですか」 上本崇司 選手 「いや。ぼくも実はあいさつしかしていなくて、そんなに…、ぼくも人見知りなので、あんまりしゃべれないんですよ、年下でも。なので『こちらこそよろしくお願いします』って(笑)。でも後輩なのでやっぱり、やりやすい環境というか、そういうのは作ってあげたいなと思っています」