【バレー】真鍋政義監督「出場権を取ったことに尽きる」VNL予選Rは8勝4敗で終了
<買取大吉 バレーボール・ネーションズリーグ(VNL):日本0-3米国>◇女子予選ラウンド第3週◇最終戦◇16日◇福岡・西日本総合展示場 パリ五輪(オリンピック)出場を決めた日本は、VNL予選ラウンド(R)最終戦を勝利で締めくくることはできなかった。21年東京五輪金メダルの米国に0-3のストレート負け。20日からは、タイ・バンコクで行われるファイナルラウンドに臨む。 真鍋政義監督(60)は米国戦後に会見。通算成績8勝4敗で終えた予選Rについて「五輪の出場権を取った。やはりそこに尽きると思います」と総括した。 五輪切符を逃した昨秋の五輪予選W杯バレーからの成長については、「五輪予選で敗戦した悔しさを選手たちが半年間継続してくれた。昨年より20点以降のミスはかなり少なくなりましたし、そこが五輪切符につながった」と振り返った。 一方で福岡大会では格下のカナダに逆転負け。一部の主力を温存した米国にもストレート負けを喫するなど、課題も残した。ファイナルRや40日に迫ったパリ本番に向け、指揮官は「どこが相手か決まっていないが、スピードや正確性を修正するため、練習に取り組んでいきたいと思います」と引き締めた。