丹羽哲士、岡本信彦、ファイルーズあい、石川由依、石川界人が『喧嘩独学』の魅力をアピール「フジテレビ アニメラインナップ発表会 2024」
「フジテレビ アニメラインナップ発表会 2024」が行われ、2024年度放送、公開のフジテレビアニメの新規情報や最新情報が解禁・発信された。 「フジテレビ アニメラインナップ発表会 2024」 毎週水曜日に放送されている「+Ultra」枠(フジテレビ 深夜0時55分~1時25分)では、4月10日から『喧嘩独学』、7月から『カミエラビ』第1期(再放送)、10月から『カミエラビ』第2期、1月から『ハニーレモンソーダ』が放送される。 4月から始まる『喧嘩独学』は、2020年からLINEマンガで連載を開始し、2022年には第25回⽂化庁メディア芸術祭・マンガ部門にて「審査委員会推薦作品」に選出。さらに「アニメ化してほしい『LINEマンガ』オリジナル作品ランキング(男性篇)」で1位を記録するなど、常に映像化が注目されてきた作品だ。 このたび、4月からの放送に向けて、キービジュアル、PV、オープニングテーマ&エンディングテーマの情報と音源が解禁された。オープニングテーマはTHE RAMPAGEのパフォーマーから誕生したヒップホップユニット・MA55IVE THE RAMPAGEの「Wild Boy」、エンディング・テーマはソーシャルメディア上でエッジなサウンドをかき鳴らす4人組覆面バンド・Crab 蟹 Clubの「バイラルハック」に決定。 キービジュアルには、スクールカースト最底辺の主人公・志村光太をはじめ、光太と共に「喧嘩独学」チャンネルを開設するカネゴン、後に「喧嘩独学」チャンネルに編集者として加わる八潮秋、光太のアルバイト先に勤める朝宮夏帆、サイコパスな不良高校生として登場する新庄玲央、総合格闘家で圧倒的強さを誇る扇達也に加えて、その背後にはけんかで勝利する方法を配信している闘鶏の後ろ姿がスマートフォンの画面内にファイティングポーズで映る光太の姿と共に描かれている。 発表会では、『喧嘩独学』から主人公・志村光太役の丹羽哲士、カネゴン役の岡本信彦、八潮秋役のファイルーズあい、朝宮夏帆役の石川由依、新庄玲央役の石川界人が登壇。丹羽は、「作品を通して共感できる部分が多いです。最初は志村の状況を見ていると不安になるのですが、ボコボコにされるたびに這い上がっていく姿は本当に心を打たれるので、それを早く皆さんに届けたいです」とコメントした。 また、アニメの見どころについて、岡本は「僕が演じるカネゴンは、人をいじめたりしていて最初は良くないことをしているんです。でも、ぶっちゃけめちゃめちゃ弱くて(笑)。強いやつらがたくさん出てくる中で、そこに立ち向かっていく精神状態や痛快なところが見どころだと思います」と。 ファイルーズは「格闘技が主なテーマになっていますが、私は全然格闘技に詳しくなくて。主人公の志村も同じように格闘技初心者で、志村と一緒に同じ目線で物語を見ることができるので、格闘技のことを詳しく知らなくても置いてけぼり感がなく、すごく自然に知識がすっと入ってくるのが魅力的だと思います。また、アニメーションにするに当たり、格闘技のアクションディレクターさんが専門で入ってくださっています。動きのリアルさ、アニメにした時の派手で見栄えのあるモーションが研究して作られていて、格闘技経験者の方にもご満足いただける仕上がりになっているのではないかなと思っています」とアピールした。 石川由依は「志村が動画配信でお金を得るという現代の話なので、リアルで身近に感じられると思います。みんなけんかをしようよというわけではなく、0から独学で学べば、いじめられっ子で負け犬といわれる志村でも強みを持てる。自分もこれから何か学んでいけばいろいろな意味で強くなっていける、と勇気をもらえる作品です」と作品の魅力を語った。 さらに、石川界人は自身が演じる新庄玲央について「嫌なやつです。ただ、嫌なやつ一辺倒というわけではなくて、そうなってしまった理由もあります。『喧嘩独学』の魅力というのは、相手の背景も描かれるところでもあって、いじめている人がなぜそういうふうになってしまったのか、というところまで垣間見える。それぞれの心情を描いていく中で、きれいな心を持った上で成り上がろうとする志村のひたむきな姿勢こそが彼の行く道なんだというのを表現しているんだと思います。もちろん志村たちのストーリーも見ていただきたいですが、いわゆるヒールといわれる我々の役にもぜひ注目していただけたら」と見どころを明かした。 そして、発表会の最後に、丹羽は「収録では毎話毎話いろいろな方に助けられて、全部を出し切って収録しておりますので、4月からの放送を皆さんぜひご覧ください」、岡本は「とても痛快な作品になっています。うっぷんがたまってるなという時はこのアニメを見てストレス解消していただいて、アニメがバズればいいなと。志村役をやるために(丹羽)本人もボクシングを始めるという気の入れようなので、皆さんぜひ見ていただけたら幸いです」とそれぞれ意気込んだ。 続けてファイルーズは「実は私も『喧嘩独学』を読んで、ブラジリアン柔術を始めました。人をそうさせてしまう、格闘技をやりたくなる魅力がたくさん詰まった作品です。ぜひ見てみてください!」、石川由依は「アニメの絵も力強くパワフルに描かれていますし、私たちキャストもいろいろ振り切って力強く演じさせていただいておりますので、ぜひその合わさったエネルギーを受け取っていただけたらと思います」と。 石川界人は「今回は志村たちに立ちはだかる壁として登場させていただきますが、この作品を読むことで、お金というものがなぜ必要なのか。お金を手に入れるために稼ぐのか、それとも自分が大切にしたいもののために稼ぐのか。それが僕の中ですごく勉強になりましたし、『こういうことが大事だな』と思える作品になりました。皆さんも、自分の中で本当に大切なものはなんだろうと見つめ直していただくきっかけになればと思います」とそれぞれアニメの魅力を語り、『喧嘩独学』放送へ期待を込めた。