【J1順位表】神戸が初優勝 京都、湘南、G大阪は残留決定 J2降格の可能性は柏と横浜FC
サッカー明治安田生命J1リーグ第33 節の9試合が24日、25日に開催。優勝争いが決着し、今節勝利した神戸のJ1初優勝が決定。2位横浜FMは2位で2連覇を逃しました。一方の残留争いは、横浜FCとの直接対決を勝利した湘南の残留が決定。また京都とG大阪も今節で残留を決めました。J2降格の可能性を残すのは柏と横浜FCの2チーム。横浜FCは次の最終節で勝利が必要、なおかつ柏の敗戦が重なり、大量の得失点差を埋めなければならない厳しい状況となっています。
横浜FM0-0新潟(日産スタジアム)
◆得点者なし 勝利すれば、最終節での逆転優勝に望みが広がる2位横浜FM。前半ヤン・マテウス選手、アンデルソン・ロペス選手がゴールに迫りますが、新潟GK小島亨介選手の好セーブに阻まれゴールを奪えない展開。後半は新潟のカウンターに幾度もピンチを迎えますが得点は許さず。横浜FMはこの試合20本のシュートを放つも、無得点。結果的に優勝を逃す痛恨のスコアレスドローとなりました。
川崎F3-0鹿島(等々力陸上競技場)
◆得点者【川崎F】レアンドロ・ダミアン2、脇坂泰斗 リーグ戦では15試合鹿島に負けていない川崎Fがこの試合でも圧倒。前半34分、左サイドの崩しからレアンドロ・ダミアン選手がクロスを押し込み先制。さらに後半には球際を制したマルシーニョ選手から、再びレアンドロ・ダミアン選手が追加点。終盤には脇坂泰斗選手のPKで3点目。鹿島の攻撃も無得点に抑えリーグ戦4試合負けなしとなりました。一方の鹿島は6試合勝利なし、そして対川崎F戦のリーグ戦勝利は、2015年から16試合遠ざかっています。
福岡3-2浦和(埼玉スタジアム2〇〇2)
◆得点者【福岡】紺野和也2、小田逸稀【浦和】アレクサンダー・ショルツ、アレックス・シャルク 今月上旬のルヴァンカップ決勝以来の対戦カードは、またも福岡に軍配。1点を先制された福岡は前半32分、山岸祐也選手のスルーパスに抜け出した紺野和也選手が、GKの頭上を抜くループシュートで同点。後半9分には、金森健志選手のクロスに小田逸稀選手が合わせて勝ち越し。さらに後半17分には前線からのプレスでボールを奪取し、紺野選手がこの日2点目。福岡は浦和を破り2連勝で順位を6位までジャンプアップ。一方の浦和は2連敗、順位を4位に下げています。