【オリックス】由伸も太鼓判のプロ2年目右腕が19日の楽天戦でプロ初勝利目指す「期待に応えられるように頑張りたい」
高卒2年目のオリックス・斎藤響介投手が19日の楽天戦(京セラD)に先発する。この日はキャッチボール、ランニングなどで汗を流し「自分はまず初勝利を目指して頑張りたいと思います」と意気込んだ。 今季は4月28日の日本ハム戦(エスコン)で初登板し、4回途中2失点(自責0)で勝敗はつかず。いったん出場選手登録を抹消された後、11日のウエスタン・ソフトバンク戦(タマスタ筑後)では5回を2安打無失点と快投を見せた。「先頭を大事に取ってという意識でいったら、少しずつ良くなってきました」と手応えを感じている。 昨年、フジテレビ系列のスポーツ番組「S―PARK」ではチームのエースを担ってきた山本(現ドジャース)から「斎藤響ちゃん」とネクストブレイク選手として、名指しされた。177センチ、72キロと決して体格には恵まれていないが、最速152キロの速球と安定した制球力で由伸2世と期待をかけられている。 チームは5月に入って黒星が先行し、苦しい状況に立たされている。今こそ求められるのが起爆剤だ。「そういう期待とかに応えられるように頑張りたい」と救世主に名乗りを上げた。
報知新聞社