【ボッチャ】東京パラ金の杉村英孝が連覇へ意欲「進化した姿を見せたい」
パリパラリンピックに出場するボッチャ日本代表「火ノ玉JAPAN」が4日、記者会見を行いました。 【画像】パリ・パラリンピック競泳日本代表選手もボッチャで親睦深める これまで3大会連続でパラリンピックに出場し、東京大会では脳性まひの選手らが戦うBC2クラスの個人戦で金メダルを獲得した杉村英孝選手(TOKIOインカラミ)は、連覇がかかるパリ大会に向けて「東京のときの自分を超えるのが1つの大きなテーマ。進化した姿をみなさんにお見せしたい」と意気込みを語りました。
北京から5大会連続のパラリンピック出場となり、団体戦で2大会連続のメダルを獲得しているBC2クラスの廣瀬隆喜選手(西尾レントオール)は、思い通りのショットが決まったときに出る"雄叫び"がトレードマーク。パリ大会でも「雄叫びをあげられるようなプレーをしたい」と話し、会場を和ませました。
また、会見では「火ノ玉JAPAN」のキャプテンが発表され、パラリンピック初出場となる内田峻介選手(大阪体育大学)が就任しました。 内田選手をめぐっては、去年12月、クラス分け審査において障がいの最小基準を満たさないとして「出場資格なし(NE)」と判定されましたが、今年5月の国際大会で2度目の審査を受け出場が認められたことから代表入りを果たしました。 パラリンピックは小学生の頃から憧れていた舞台だと語った内田選手は、「キャプテンとしてチーム全員が笑顔で最高のパフォーマンスができるよう盛り上げていきたい」と決意を固めました。 ボッチャは現地時間8月29日に開幕します。
▽パリ2024パラリンピック競技大会 ボッチャ日本代表「火ノ玉JAPAN」 ・BC1クラス:遠藤裕美選手(福島県ボッチャ協会/初出場) ・BC2クラス:廣瀬隆喜選手(西尾レントオール/北京・ロンドン・リオ・東京)、杉村英孝選手(TOKIOインカラミ/ロンドン・リオ・東京) ・BC3クラス:有田正行選手(電通デジタル/初出場)、一戸彩音選手(スタイル・エッジ/初出場) ・BC4クラス:内田峻介選手(大阪体育大学/初出場)