ヘンリー・カヴィル主演「ウォーハンマー40,000」映像化の契約をAmazonとGames Workshopが締結
ヘンリー・カヴィル主演「ウォーハンマー40,000」映像化の契約をAmazonとGames Workshopが締結
ついに決まった。Games WorkshopとAmazonが、ヘンリー・カヴィル主演の「ウォーハンマー40,000」シネマティックユニバースに関する契約を締結した。 2023年12月、Games Workshopは「Amazonが企画進行する映画とドラマのクリエイティブガイドラインに合意する」ため、2024年12月までの12カ月間、Amazonと話し合うとしており、この契約は「クリエイティブガイドラインにGames WorkshopとAmazon双方が同意した場合にのみ進められる」と述べていた。 そして今回、ギリギリのタイミングで、Games WorkshopがAmazon Studiosとの「ウォーハンマー」映像化に関する契約の「大きな」最新情報を発表。契約は成立し、クリエイティブガイドラインについても合意に至ったことが明らかになった。 「正式決定です。Games WorkshopとAmazon Studiosが契約を締結いたしました。クリエイティブガイドラインに関して合意に至ったため、『ウォーハンマー』を映像化する準備が整いました」とGames Workshopは述べている。なお契約条件の下、最初の「ウォーハンマー40,000」作品の公開後に、Amazonがウォーハンマーファンタジーユニバースにおける同等の権利を取得する選択肢があるという。 現時点で、Amazonによる「ウォーハンマー40,000」の映画およびドラマで描かれるストーリーのあらすじや順序が決まっている。「1年の歳月を要しましたが、費やす価値のある1年でした!」とGames Workshopはコメント。「『ウォーハンマー40,000』の広大な世界をふるいにかけ、キャラクターやストーリー展開、それを支えるテーマの力強さについて語るのはとても楽しいものです」 「Project One」はまもなく正式な企画開発に入るところだが、脚本はまだ執筆されていない。ただし、最初のプロジェクトが公開されるまで「数年かかる」とされているため、のんびり待っていたほうがいいだろう。 「もちろん、細心の注意を払って物事を作るには、時間がかかります。本プロジェクトに携わる全員が、適切に映像化することに専念していますのでご安心ください」とGames Workshopは続けた。 スーパーマン俳優であり「ウォーハンマー40,000」の大ファンでもあるカヴィルは、Amazon Studiosが制作する「ウォーハンマー40,000」の全映像作品に主演と製作総指揮で参加する予定だ。今回のニュースを受けて、カヴィルは自身のInstagramアカウントでコメントを発表している。 「僕と優秀なチームはGames Workshopの才能あるスタッフとともに、コンセプトルームにこもって『ウォーハンマー』の広大で壮大な世界へのアプローチについて考えてきました」とカヴィルは語っている。 「魅力的なキャラクターの数々をふるいにかけ、古い文献を熟読しました。僕たちの努力の結果、このユニバースを始めるたのに素晴らしい場所を見つけました。これは、AmazonとGames Workshopの上層部によって合意されたものです。この出発点については、今のところは秘密です。でもインスタのチェックを忘れずに。いずれ続報を伝える予定です!」 カヴィルは「ウォーハンマー40,000」シネマティックユニバースでどの役を演じるのだろうか。2021年、カヴィルはIGN USに対し、「ウォーハンマー」のロアにおける重要キャラクターの総主長(プライマーク)かアデプトゥス・カストーデスの1人を演じることに関心があると語っていた。 詳細が発表されるまで、Saber Interactiveが手がける『Warhammer 40000: Space Marine 2』をプレイして待っていよう。Amazonがビデオゲームの世界を舞台にオリジナルストーリーを描く大人向けのアンソロジーアニメシリーズ『シークレット・レベル』にも、同作のエピソードがあるので要チェックだ。
Wesley Yin-Poole