住宅購入で9割が「住宅ローン」利用 「変動金利型」を選択する人が約4割 購入のメリットは「持ち家の安心感」がトップ
ライフビズパートナーズは、住宅購入経験者を対象に、「住宅ローン減税」に関する調査を実施し、結果を公表した。
■【住宅購入経験者に聞く!】購入しようと思ったきっかけ
はじめに、「住宅を購入しようと思ったきっかけは何か?(複数回答可)」と質問したところ、「子どもの成長・独立」と回答した人が最も多く37.3%、次いで「結婚」28.0%、「住宅ローン控除の活用」23.5%と続いた。
子どもの成長・独立や結婚などのタイミングで住宅購入を検討される傾向にあることがうかがえる。
次に、「住宅購入を検討し始めてから実際に購入するまで、どのくらいかかったか?」と質問したところ、「6カ月~1年未満」が最も多く35.8%、次いで「6カ月未満」29.7%、「1年~2年未満」21.8%と続く結果に。
約7割の人が、検討してから6カ月程度で住宅を購入していたことが明らかとなった。
続いて、「住宅購入の際、どのような点を重視して物件選びを行ったか?(上位3つまで)」と質問したところ、「価格」が最多で65.1%、次いで「立地」63.1%、「間取りや収納の広さ」42.4%と続いた。
続いて、前問で住宅ローンを「利用した」と回答した人に対して、「住宅ローンの金利タイプはどれか?」と質問したところ、最多は「変動金利型」で39.9%、次いで「固定金利期間選択型」が32.4%、「全期間固定金利型」が27.7%と続く結果に。
前問で、固定金利期間選択型と回答した人に対して、「金利タイプを選んだ理由(複数回答可)」を質問したところ、「金利が上昇しても変わらないから」が最多で27.1%となった。
次いで「返済内容が確定しているのでライフプランが立てやすいから」が12.5%、「固定金利期間終了後は、再度固定か変動を選べるから」が9.0%と続く。
■住宅購入のメリットとは?
「住宅購入のメリットは何だと思うか?(複数回答可)」と質問したところ、「持ち家という安心感」が54.9%で最も多く、次いで「資産として残る」が43.8%、「住宅ローン控除(減税)が受けられる」が40.8%と続いた。
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