【ひと足お先に体験!】「ニンテンドーミュージアム」に行ってみたら少年時代の思い出が蘇って涙が出てきた
阪神カラーのゲームキューブもあるじゃん!
さて、建物の内部へと入ってみよう。広場の左手側にある「第1展示棟」に入ってみると、カラフルなキノピオたちが出迎えてくれる。映画の中ではずいぶん濃いキャラをしてましたね、特に一番左の赤いキミ。 その脇には、マリオの生みの親でもある宮本茂・任天堂代表取締役フェローのサインが。いつも面白いゲームをありがとうございます。 そして受付の脇を抜け、長い長いエスカレーターを上がっていくと任天堂の過去の商品を展示している2階展示室にたどり着く。すると、視界いっぱいに広がるゲームの数々に圧倒される。 凄い、なんでもある……!! 『ファミコン』や『スーファミ』はもちろん、筆者の幼稚園時代、友人のコウヘイくんが持っていてとてもうらやましかった3Dゲームが遊べるスコープ型のゲームハード『バーチャルボーイ』もある。 NINTENDO64のコントローラーは限定色も含めておそらく全色が展示されている。筆者はロクヨンを買ってもらうのが遅かったので、グレーの通常色ではなくクリアオレンジだったっけ。周りが持っていない色だったから、とても誇らしかったのを覚えている。 ゲームキューブも全色展示されている。2003年に発売された、白黒ストライプに虎の顔がプリントされた超~~個性的なモデル『阪神タイガース 2003年 優勝記念 限定モデル』も展示されていた。生で観るのは始めてだ……。 撮影禁止エリアのため個別に撮影できなかったのが残念だが、筆者が激ハマりしたゲームボーイ専用ソフト『カードヒーロー』も展示されていたのが激アツだった。 「うなるぜ切り札、サンダー!」という、プレイした人すら覚えていないであろう説明書に書かれていたフレーズが突如脳裏にうかびあがる。小学生の頃、ゲームボーイを有線で繋いで兄と対戦し、全然勝てなかった思い出が蘇る(もちろん「通信ケーブル」も展示してある)。 ほかにも、任天堂と関連する製品はありとあらゆるものが展示されている。小学生の頃にのめり込んだカプコンの『ロックマン』シリーズは海外版パッケージも展示されているし、万歩計でありながらピカチュウといっしょに過ごすゲームが組み込まれている『ポケットピカチュウ』のようなデバイスもある。 『ファミコン・フィットネス・システム』なる、ファミコンと連動する電動バイクもあった。筆者は見たことも聞いたこともなかったけれど、きっとこれも誰かの思い出が詰まっているんだろうなあ。 後編では、任天堂の過去作や過去作のアレンジを体験できるブースや、財布の紐がゆるんでしまうショップ、カフェやワークショップコーナーを紹介していく。 【施設概要】 ニンテンドーミュージアム 開業日:2024年10月2日(水) 所在地:〒611-0042 京都府宇治市小倉町神楽田56番地 交通アクセス: 近鉄京都線「小倉駅」東口から徒歩5分 JR奈良線「JR小倉駅」北出口から徒歩8分 ※ご来館の際は、公共交通機関(タクシー除く)をご利用ください。 営業時間: 10:00~18:00 休館日: 毎週火曜日および年末年始(12月30日~1月3日) ※火曜日が祝日の場合は営業。翌水曜日が振替で休館となります。 公式サイト:https://museum.nintendo.com チケットページ:https://museum-tickets.nintendo.com/ 公式X(旧Twitter)アカウント:https://x.com/Museum_Nintendo 取材・文/千葉康永(DIME編集部デスク) 画像提供/任天堂 (c) Nintendo ※画像内またはキャプションに注記がない写真は筆者撮影
@DIME編集部