「ウイルスを持ち込みたくない」ウィリアム皇太子、パリ五輪観戦を“キャサリン妃のために”見送っていた。妻の闘病を献身的にサポートか
パリオリンピックが開催されていた7月、ウィリアム皇太子はがん闘病中の妻キャサリン皇太子妃のため、現地での観戦を見送っていたことが明らかになった。ウィリアム皇太子は10月3日(現地時間)、財政難のため一時閉鎖していたイングランド北東部タイン・アンド・ウィアにあるバートリー・コミュニティ・プールを訪問。運営の再開を祝い、競泳のオリンピック代表選手、トム・ディーンやアダム・ピーティーをはじめとするオリンピアンや、パラリンピアンたちと面会した。 【写真】やや「お疲れ」のご様子...?先日、ウィリアム皇太子と「車で外出」したキャサリン妃 『ハロー』誌によると、皇太子はディーンから、観戦のためにパリに行く時間は取れたかどうか尋ねられ、“ピーティさんを見つめながら”、次のように答えたという。「いいえ、ぜひとも行きたいと思っていたのですが、新型コロナウイルスに感染した人について(のインタビュー記事を)読んだので、やめることにしました」 ピーティは、大会中に感染。そのために金メダルを逃したと報じられている。 「妻が化学療法を受けているとこでしたから、そう決めました。ウイルスを家に持ち帰る危険を冒したくなかったのです」 「アダムのおかげで、コロナの問題はまだ収まっていないのだと思い出すことができましたよ!」 キャサリン皇太子妃は3月、1月に受けた腹部の手術の後にがんと診断され、化学療法を受け始めていたことを公表。9月上旬、その治療が終了し、がんが消失した状態になったことをSNSに投稿した動画で明らかにしている。 ウィリアム皇太子と3人の子どもたち、ジョージ王子(11)とシャーロット王女(9)、ルイ王子(6)と家族そろって過ごす様子が映し出すその動画のナレーションでキャサリン妃は、「がんがない状態を保つために、できることに集中しています」と報告している。