トランプ氏、大統領報道官に27歳の広報担当を指名…FBI長官には「FBI解体」主張のパテル氏か
【ワシントン=阿部真司】米国のトランプ次期大統領は15日、新政権の大統領報道官にカロライン・リービット氏(27)を指名すると発表した。ニューヨーク・タイムズ紙など米メディアによると、大統領報道官としては史上最年少での起用となる。 【写真】トランプ氏の不倫相手とされる元ポルノ女優ストーミー・ダニエルズさん
リービット氏は女性で、大統領選ではトランプ陣営の広報担当を務めた。トランプ氏は声明で「賢くタフで、非常に高いコミュニケーション能力が証明されている」と述べた。
一方、米CNNは15日、トランプ氏が連邦捜査局(FBI)の長官に、元国防長官首席補佐官のカシュ・パテル氏の起用を検討していると報じた。現職のクリストファー・レイ長官は2027年までの任期を残し、解任される方向だ。
FBI長官は政治的中立性を保つため、任期は大統領より長い10年間となっている。パテル氏はトランプ氏の熱烈な支持者で、トランプ氏を捜査してきたFBIの解体を訴えている。