プリスクール向けのソフトウエア・スタートアップを立ち上げた。

プリスクール向けのソフトウエア・スタートアップ「Playground」は、サーシャ・レイスさんとアンドリューズ兄弟が立ち上げた。 友人とスタートアップを立ち上げる「フレンドプレナー（friendpreneur）」のトレンドに乗るZ世代が今、増えている。 友人同士で働くことで、3人のコミュニケーションは効率化される一方で、ハードルもあるという。 サーシャ・レイスさん、ダニエル・アンドリューズさん、ジョシュ・アンドリューズさんは10年以上前に高校で出会った。3人は昔から息が合った ── そして20代半ばになった今、3人は一緒にビジネスを展開している。 「サーシャは基本的に、うちのママにとって3人目の息子だった」とダニエル・アンドリューズさんはBusiness Insiderに語った。 「子どもの頃、ぼくたち3人はママのプリスクールで働いていて、技術的な改良を加えれば、もっとうまく運営できると気付いたんです」 コンピューター・サイエンスとエンジニアリングの学位を持つアンドリューズさん兄弟はテクノロジーに詳しく、レイスさんはデザインが専門だった。 3人は登録、給与計算から出席確認まで全てを処理するプリスクール向けのソフトウエア・マネジメントのスタートアップ「Playground」を立ち上げた。2020年の創業以来、同社は340万ドル（約5億600万円）を調達している。 友人とスタートアップを立ち上げる「フレンドプレナー」は今、Z世代を中心に大人気のトレンドだ。 AIフォトアプリのPhotoroomが7月に発表した調査 ── アメリカ、イギリス、メキシコ、ブラジル、韓国、日本の6000人を対象に実施 ── の結果、Z世代が友人と起業するケースが増えていることが分かった。Z世代の創業者の約60％が友人を事業に巻き込んでいるという。ミレニアル世代では42％、X世代やベビーブーム世代では21％だった。 レイスさんとアンドリューズさん兄弟は、友人として一緒に仕事をすることで関係が深まり、ビジネスにとってもプラスになったという。