沢井、タミフル後発薬の供給停止 インフル流行で製造追いつかず
ジェネリック医薬品(後発薬)大手の沢井製薬は9日までに、インフルエンザ治療薬「タミフル」の後発薬の供給を一時的に停止したと明らかにした。昨年12月中旬以降からインフルエンザが急激に流行拡大し「想定を上回る需要が続き、製造が追いついていない」と説明している。 供給を停止したのは後発薬「オセルタミビル」のカプセルとシロップで、7日に医療機関へ伝達した。年末年始も工場を稼働して増産体制を組んでおり、シロップは今月下旬、カプセルは2月上旬の供給再開を見込んでいる。