航空機内で客室乗務員のエプロン盗んだ疑い 自称ピアニストの男逮捕「着用するために」
航空機内で客室乗務員のエプロンを盗んだとして、警視庁東京空港署は窃盗の疑いで、東京都練馬区南田中、自称ピアニスト、斉藤一也容疑者(34)を逮捕した。「においをかいだり、自分で着用するために盗んだ」と容疑を認めている。 【写真】逮捕された自称ピアニスト、斉藤一也容疑者 「においをかいだり、自分で着用するために盗んだ」 逮捕容疑は4月25日午後3時ごろ、離陸前の新石垣空港発羽田行き全日空機内で、後方の「ギャレー」と呼ばれる簡易キッチンに侵入し、客室乗務員が着用するエプロン1枚(時価約5千円相当)を盗んだとしている。 同署によると、全日空では4月ごろから同様の被害が複数回確認されているという。斉藤容疑者は「ほかにもエプロンなど数十枚を盗んだ」と供述しているといい、同署で関連を調べている。 斉藤容疑者は、自身のホームページによると、東京芸術大卒業後、フランスやドイツに留学。ピアニストとして国内外で音楽祭などに参加していたという。