「AKB48」大島優子 卒業発表の予兆
「AKB48」の大島優子が、昨年12月31日にNHKで放送された「第64回NHK紅白歌合戦」でグループからの卒業を発表した。大島は、「紅白2013 SP~AKB48フェスティバル!~」と題されたメドレーの1曲目の「恋するフォーチュンクッキー」を他のメンバーとともにパフォーマンスした後、2曲目の「ヘビーローテーション」に入る前に、「この場をお借りして言いたいことがあります。私、大島優子は『AKB48』を卒業します」と宣言。 【表・記事】「AKB48」主力メンバー大量卒業で問われる真価
■紅白~民放音楽番組で「卒業報告」 ステージを終えた大島は報道陣からの声掛けに対して、「本当に晴れ晴れとした気持ちです。前々から卒業することは考えていました。これが『紅白』最後なんだろうなって…」とコメント。 1日未明に放送されたTBS系音楽番組「CDTVスペシャル!」に生出演した際には、「前々から考えてはいたんですけど、タイミングをずっと見ていて。『AKB48』もどんどん大きくなっていって、姉妹グループもスゴく勢いをつけてきて。私は今巣立つときかなと思い、発表させて頂きました」と語った。 大島といえば、2006年に2期生として劇場デビューを果たすと卓越したパフォーマンスで頭角を現し、シングル曲の歌唱を担当する選抜メンバーの常連に。2010年と2012年に行われた「AKB48選抜総選挙」で1位に、今年の「第5回AKB48選抜総選挙」でも2位に入るなど、卒業生の前田敦子らとともに「AKB48」を牽引してきたカリスマ的な存在だ。 ■関係者の間で囁かれていた”卒業” とはいえ、その一方でファンや関係者の間では「近く卒業するのでは?」とウワサが囁かれていたとか。 「最近は女優業などソロ活動も充実しており、年齢的(25歳)にもそろそろ卒業の準備に入っているのではないかと。多忙による体調不良も伝わってきていましたからね。普段の劇場公演やドームツアーの時とかも、後輩メンバーに真剣な表情で檄を飛ばす場面が目立っていました。元々、責任感の強いタイプですし、『チームK』のキャプテンという立場上、とくに違和感は覚えなかったんですが、今にして思えば後輩への熱血指導は卒業への“布石”だったのかもしれませんね」とはAKB48関係者。