超促成栽培❝日本一早いさくらんぼ❞が天童市から初出荷 あすの初競りに注目(山形県)
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山形県天童市で4日、超促成栽培で育てられた日本一早いさくらんぼが初出荷されました。 【写真を見る】超促成栽培❝日本一早いさくらんぼ❞が天童市から初出荷 あすの初競りに注目(山形県) 藤井響樹アナウンサー「1月のこの寒い気温の中、中に入ってみますと初夏の味覚さくらんぼがこんなにもたくさん成っています。そしてこの室内温度が24℃に設定されているということでコートがいらないくらい温かいです」 天童市の花輪和雄さんは大型の鉢に植えたさくらんぼの木を冷蔵庫冷蔵庫に入れて「冬」を体感させた後、暖房を効かせたハウスで育てる超促成栽培に取り組み、今年で22年目を迎えます。 ハウスには「佐藤錦」と「紅秀峰」「やまがた紅王」の合わせて240本が栽培され、従業員らが真っ赤な実を収穫した後、初出荷式が行われました。 今年は県内にさくらんぼなどが植えられて150年の節目の年で、「やまがたフルーツ150周年」の幕開けを飾るさくらんぼの出荷を関係者が祝いました。 今年のさくらんぼは先月以降、日照時間が少なく、正月明けに出荷を合わせるには難しい気象条件でしたが、室内温度や品種ごとの水分量をきめ細かく管理することで味も色づきも良く高品質に仕上がったということです。 さくらんぼ農家・花輪和雄さん「最近暗いニュースが多いから少しでもホッとした時間を与えられれば幸せかなと思う。そういう気持ちになってくれる人が一人でも多くいれば続けられる限りやっていきたい」 さくらんぼは全国およそ20の市場に出荷され、あす、初競りにかけられます。去年の初競りでは佐藤錦2L、500グラムが県内で100万円、東京で140万円の高値がついています。
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