滋賀県竜王町での漏水事故が復旧 送水再開、水濁りの場合は「飲用避けて」
滋賀県竜王町で19日に発生した漏水事故について、県企業庁などは20日午前5時半に送水を再開し、復旧させたと発表した。復旧後も濁りが続く可能性があり、町は「濁りがある場合は飲用は避けてほしい」と呼びかけている。 県企業庁によると、同町岡屋で発生。19日午前11時15分ごろ、漏水を検知。同日午後に現地の町道周辺で確認し、同日夜に復旧工事を始めた。20日未明に町道地下にある直径40センチの水道管に数センチの穴を見つけ、専用の機材を管にかぶせてふさいだ。 町によると、工事による送水停止の影響で、20日午前3時~午後5時半ごろに町内の配水池の水が空になった。一時、町内全域の約4500世帯で断水の恐れが高まったが、そのような報告は確認していないという。 町によると、20日午前には町防災センター(同町小口)など6カ所で給水車15台が出動した。町内の小中学校、こども園の計4施設で給食を取りやめ、小中学校は午前で授業を切り上げた。