【実家に入れるお金問題】4月から社会人になる息子。「実家暮らし」なので家にお金を入れてもらおうかと思いますが、平均はいくらくらいなのでしょうか?
実家暮らしをする社会人の方は多くいらっしゃることでしょう。子どもが社会人になり、家にお金を入れてほしいものの、いくら入れてもらえばよいのかと、お悩みの方もいらっしゃるかもしれません。 本記事では、実家暮らしをする社会人が、家に入れているお金の平均金額をご紹介します。
家にお金を入れている実家暮らしの人の割合
株式会社モデル百科が運営するサイト「MoneyGeek」の編集部が、実家暮らしの社会人(独身)1000人を対象に行った調査によると、家にお金を入れていると答えた方は61%とのことです。家にお金を入れている方と入れていない方では、年収額に大きな差があるようです。 お金を入れていると回答した方の平均年収は343万7129円、お金を入れていないと回答した方の平均年収は185万5872円でした。したがって、実家暮らしの社会人の方が家にお金を入れるかどうかは、年収額が基準になると考えられます。
実家暮らしの社会人が家に入れる金額はどのくらい?
同調査によると、実家暮らしの20~50代の方が家に入れている平均金額は5万4009円でした。最も多い金額は2万1~3万円で28%、次いで4万1~5万円で22%でした。この結果から、約半数の方は2万1~5万円を家に入れていることが分かります。 年代別の平均金額は表1をご覧ください。 表1
※株式会社モデル百科 MoneyGeek「実家暮らしは家にお金をいくら入れる?平均は54,009円で年代別では50代の約7.5万円が最も高い」を参考に筆者作成 年齢に比例して、家に入れる金額も高くなる傾向があります。20代と50代では、年収額にも差がつくためと考えられるでしょう。
実家に入れてもらうべき金額は?
同調査では「家に入れる金額を自分で決めた」と回答した方は、58%いることが分かっています。「相談して決めた」という方が22%、「親など同居人が決めた」という方は20%でした。 家に入れる金額を自分で決めた方が最多となっていますが、どれくらいの金額を入れるかは、家族内で話し合って決めることがおすすめといえます。お互いが納得したうえで、お金をやり取りすることが大切だといえるからです。 お金のルールなどを決めたうえで、お互いが納得できる金額を入れてもらうとよいでしょう。