『2025ミス・インターナショナル』日本代表は山梨の22歳・能崎愛さん 2度目の挑戦で念願の栄冠掴む「世界のミスの皆様ならどう行動するか日々考えました」
『2025ミス・インターナショナル世界大会』に参加する日本代表を選出する「日本代表選出大会」が10日、都内で開催された。グランプリには山梨県出身の能崎愛(のざき あい/22 ※崎=たつさき)さんが選ばれた。地元・大月からかけつけてた応援団の声援を糧に、2度目の挑戦で栄冠を掴んだ。 【全身ショット】グランプリ・能崎愛さんの引き締まったスタイル 能崎さんは、2024年に続いて2回目の挑戦での戴冠。受賞後のスピーチでは「続けるということ、決して簡単な道のりではありませんでした。多くの言葉に支えられ、必ず見ていてくださった方のご存在に励まされ、今この瞬間の私があります。思い返すと、挑戦を恐れてばかりいた頃の私に大きな愛をくださった方がいたからこそ、今ここに立つことができたと実感しております」と感謝を述べた。 そして、「愛とは大きな愛情を持って小さなことをすること。今度は私がそのバトンを受け継ぎ、それを世界へ発信していく番だと思っております。このクラウンの思いとともに、その責任と、そして30名の願いを背負い、本日より2025年日本代表として歩んでいくことをお約束させていただきます」と決意を語った。 2度目の挑戦にあたって、初挑戦の経験を元に弱点を克服していったという。「まずハイヒールでウォーキングをすることに慣れていなかったので、初心に帰って『膝を伸ばす』ところからトレーニングしてまいりました。スピーチに関しても、ミス・インターナショナルの歴史を振り返り、ミスコンの意義を日々問いかけました。私は世界のミスの皆様に夢を描いたので“世界のミスの皆様だったらこういう時どう行動するかな?”と思いながら、日常の一場面一場面を過ごしたことが、一番努力したことかもしれません。私はアナウンサーを目指しているので、スピーチには力を入れました」。 能崎さんには、客席から一際大きな声援が飛んでいたが、地元・大月市の「おおつき大使」である能崎さんの応援団が会場に駆けつけていたのだ。能崎さんは「山梨の皆様には2年連続でバスで応援に駆けつけていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。県庁の皆さん、市役所の皆様、本当に心から地元の皆様の応援に支えられて今があるので感謝の気持ちでいっぱいです」とメッセージを送る。 そして「これまで地域活性のために活動してきたので、今後は日本の魅力をより世界に発信していきたいなと思っています。それと同時に、地元・山梨の素晴らしい魅力を発信していただけるといけたらなと思っております」と笑顔を見せた。 『ミス・インターナショナル ビューティ・ページェント』(ミス・インターナショナル)は、ミス・ワールド、ミス・ユニバースと並ぶ世界3大ビューティ・ページェントの1つで、1960年に誕生。今大会で62回目を迎える。美しさはもちろん、国際親善や世界平和など、国際社会に貢献しようとする志の高い女性たちが「美と平和の親善大使」として集い、互いに交流を深めることを目的としている。 今回の「日本代表選出大会」では、書類審査と予選会、トレーニングを経て、着物、ドレス、スピーチ審査などを行い、日本代表選出大会に臨む31人のファイナリストを選出した。ファイナリストの出身地は東京や神奈川などの関東圏から北は北海道、南は長崎まで幅広く、職業も会社員や学生をはじめ、元宝塚歌劇団男役や読売巨人軍公式マスコットガールVENUS2021メンバー、ソリューション・エンジニア、歯科医師、デトックスカウンセラーなどさまざま。個性に富んだ候補者が美を競った。 2025ミス・インターナショナル日本代表に選ばれたさんは、来年開催予定の『第63回ミス・インターナショナル世界大会 2025』に日本代表として参加する。 日本代表のほか、準ミスと特別賞の受賞者も決定。2位は富山県出身の丸林恵梨香(まるばやし えりか/23)さん。3位は東京都出身の嶋村茉莉(しまむら まり/24)さん。4位は東京都出身の伊藤有那ジョーン(いとう ありな じょーん/25)さん。5位は大阪府出身の林ひかり(はやし ひかり/24)さんがそれぞれ選ばれた。 なお同時に特別賞も表彰。ミス・パーフェクトボディ―賞に静岡県出身の市川珠葵(いちかわ たまき/21)さん。ミス・ビューティースキン賞に山梨県出身の能崎愛(のざき あい/22)さん。ミス・ハッピースマイル賞に藤本紗綾(ふじもと さや/27)さん。ウェブジェニック賞に武田美香(たけだ みか/26)さんが輝いた。
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