中国船2隻が領海侵入 尖閣周辺、日本漁船追う
第十一管区海上保安本部によると、石垣市の尖閣諸島周辺で15日、中国海警局の艦船「海警2501」「海警2203」の2隻が領海侵入し、周辺を航行する日本漁船1隻に接近しようとする動きを見せた。尖閣周辺で中国艦船が領海侵入するのは13日以来、今年38日目。 漁船には3人が乗船し、午後3時現在、南小島の東約16㌔で操業している。海保の巡視船が中国艦船を漁船に近づかせないよう警戒し、漁船の安全を確保している。 領海外側の接続水域では「海警2204」「海警2103」も航行している。尖閣周辺で中国艦船が航行するのは11日連続。4隻はいずれも機関砲らしきものを搭載している。