【日本ハム】万波中正が侍入りを熱望…トークショーで26年のWBCについて「出たいっすね」
日本ハムの浅間大基外野手(28)と万波中正外野手(24)が22日、旭川市内で「ディナー&トークショー」を行った。万波は食生活の改善に取り組んでおり、現在は遺伝子検査を依頼中。結果を待って、より自身に合った食事を取り入れていく。11月のプレミア12では左肩痛で侍ジャパンを辞退。再び侍のユニホームを着ることを熱望し、26年3月の次回WBCを視野に、食生活もトレーニングも丁寧に取り組んでいく。 契約更改後の会見でも触れていた食生活の改善。万波は順調に進んでいることを明かした。より自身に合った食事を知るために、遺伝子検査を依頼中。まだ結果を待っている段階だが、必要な栄養素の摂取に加え、腸内環境の改善なども考え「基本的にヘルシーなものに努めています。体調は結構いいですよ。改善を始めてかなりうまくいってます」とうなずいた。 “新兵器”の導入も検討中だ。食生活の改善に不可欠な自炊。一通りの調理器具はそろっているが、「あとは炊飯器だけですね。肝心なところが…。なかなか買い物に行く時間がなくて」と苦笑い。それでも、欲しい炊飯器を聞かれると「炎舞炊き。それしか知らない(笑)。フワッと炊けるらしいです」。12月は多忙で自炊を実現できていないが「でも1月はちゃんとやりたいです」と誓った。 来季の先に、大きな舞台も視野に入れている。11月のプレミア12は左肩痛で辞退したが、今後の侍ジャパンについては「選ばれたい気持ちは当然あります。(WBCも)出たいっすね」と強い意欲を見せた。それでも、浮かれることなく足元を見つめ「ちゃんとやることをやって、結果が出せるような準備をしたい。意気込んでガッと入ってやるというのは、そう長く続かないと思う。自分がもっとうまくなれるような練習を積み重ねた結果、いい結果になればいいかなと思います」と語った。 この日は、旭川市内で行われた「ディナー&トークショー」に参加。横浜高の先輩・浅間との軽妙なやり取りで、集まったファンを盛り上げた。来季については「優勝しかないかなと。全試合出場と優勝ができたら最高の1年だと思う」と語った万波。内側から体をつくり直し、進化した姿で来季もチームを引っ張っていく。(山口 泰史) ○…浅間は来季の目標に“開幕ダッシュ”を掲げた。ここ2シーズンは、開幕前に故障離脱。「まずそこを乗り越えて、しっかり開幕からいいスタートを切れるように。スタートがよければ、いいシーズンになるんじゃないかなと思う」と意気込んだ。さらに「センターで出たいんで、そこのポジションをしっかり奪って。その先にチームとしてリーグ優勝、日本一は絶対に達成したいですし、その力になりたい」と話していた。
報知新聞社