昨年度残った生徒は30人…地元で就職を 五島で合同企業説明会
長崎放送
五島市で学ぶ高校生や留学生を対象に、地元での就職を後押しするための合同企業説明会が開かれました。 【写真を見る】昨年度残った生徒は30人…地元で就職を 五島で合同企業説明会 説明会には高校生や五島日本語学校で学んでいるベトナム人留学生など188人が参加しました。 五島振興局によりますと昨年度市内の高校を卒業した243人のうち就職で島に残ったのは30人、毎年多くの生徒が進学や就職で島を離れています。 ●五島振興局地域づくり推進課・五島達規係長 「市内にある魅力ある企業を知ってもらい就職につなげてもらいたい」 会場には五島市内28の企業や団体がブースを出し、業務内容や企業の特徴、福利厚生などを参加した生徒に説明しました。 参加した生徒からは「今まで知らなかったことを学べた」「(大学卒業後五島に)戻ってくる可能性はあるのかな」などの声が聞かれました。 説明会に参加した企業のひとつ「五島ワイナリー」の境目健二社長は「五島で仕事をしたいという子たちがいれば、戦力として一緒に良いものを作っていきたいと思います」と話していました。 会を開いた市やハローワークなどで作る団体は、今後企業訪問のバスツアーなどの実施も予定しています。
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