土浦花火 歓迎の心届け 「次回観覧者へ」演奏披露 茨城
土浦全国花火競技大会ウェルカムフェスティバル2024が3日、茨城県土浦市大和町のうらら大屋根広場、アルカス土浦広場の2会場で開かれた。2日に予定された花火大会は中止となったが、来年全国から訪れるであろう花火観覧者に向けて歓迎の思いを込め、各種団体・個人が音楽演奏などを行った。 同フェスは、花火大会の開催に合わせて地元有志らが企画し、昨年から行われている。2回目の今回は規模を拡大し2、3日の2日間開く予定だったが、花火大会中止のため、3日のみに縮小された。 うらら大屋根広場のステージは、同県阿見町の南平台和太鼓クラブの力強い演奏でスタート。琴や中高生や市民楽団による吹奏楽、ジャズダンスなども披露された。地元食材やスイーツなどの飲食を楽しめるキッチンカーが配置され、ミニボウリング、子ども向けプログラミングのブースなども行われた。 主催した同フェス実行委員会の宇津木紘一委員(43)は「花火大会の中止が決まった時は混乱した。残念だけど来年の大会に向けて『ようこそ』という気持ちで、3日だけやらせてもらおうと思った」と話した。
茨城新聞社