マンC、今季限りで在籍12年のFD退任を発表…後任はスポルティングから引き抜き
マンチェスター・シティは12日、フットボール・ディレクター(FD)を務めるチキ・ベギリスタイン氏が今シーズン限りで退任することを発表した・ 現在60歳のチキ・ベギリスタイン氏は、現役時代にバルセロナや浦和レッズなどでプレー。2003年7月からはバルセロナのスポーツ・ディレクターに就任し、2008-09シーズンには、元チームメイトであるジョゼップ・グアルディオラ監督の招へいに尽力。クラブの黄金期を築き上げた後、2012年10月からマンチェスター・シティのFDに就任した。 その後、2016-2017シーズンから指揮を執っているグアルディオラ監督の招へいに重要な役割を示すなど、前人未到のプレミアリーグ4連覇やチャンピオンズリーグ(CL)制覇を成し遂げたクラブに大きく貢献を果たしている。 そんななか、マンチェスター・シティは来夏に行われるFIFAクラブワールドカップの終了後にクラブを12年支えてきたベギリスタイン氏が退任することを発表した。 なお、イギリスメディア『アスレティック』などの報道によると、ベギリスタイン氏は当初55歳で日常的な業務からの引退を予定していたが、グアルディオラ監督とのプロジェクトに没頭していたことから、引退の期限を引き伸ばしていたものの、60歳を迎えたことで退任することを決断した模様だ。 また、マンチェスター・シティはベギリスタイン氏の退任と同時に、後任が2018年9月からスポルティングでFDを務めている現在41歳のウーゴ・ヴィアナ氏に決定したことも発表。2025年夏から正式就任することになるが、円滑な移行をするためにそれまでの数カ月間はベギリスタイン氏とともに仕事をすることも明らかになっている。
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