「○○のはなし」が再び山口線を走る 11日から3月まで新山口-津和野駅間で運行へ[山口県]
JR西日本は、通常は県内の山陰線を走る観光列車「○○(まるまる)のはなし」を、11日から3月まで再び山口線の新山口-津和野駅間で運行する。団体臨時列車を除き山口線での運行は昨年の同期間に続き2度目。 JR西日本中国統括本部広島支社によると、3月2日までの土日曜、祝日に計15日間の運転を計画。新山口―津和野駅間を1日1往復する。今回は、各運転日に津和野行きの車内で異なるイベントを実施。山口市と島根県津和野町を中心とした地元ならではのさまざまな「おはなし」を用意して乗客をもてなす。 運転時刻は、往路が新山口駅を午前10時54分に出発し、津和野駅に午後0時45分に到着。復路は津和野駅を午後4時12分に出発し、新山口駅に同6時に到着する。往路、復路とも途中、湯田温泉駅に停車。往路は山口、地福駅にも止まる。 ○○のはなしはディーゼルカー2両編成で、1号車は和風、2号車は洋風で定員は60人。乗車には、乗車券のほかに指定席券(530円)が必要。通常は新下関・下関-東萩駅間の山陰線で運行しているが、2023年夏の豪雨災害で鉄橋が傾くなどして山陰線の一部区間が不通となり、山陰線では運休を余儀なくされている。