《ブラジル》恩赦委員会 林官房長官「注視していきたい」 日本移民へのブラジル政府謝罪審議で 日本メディア一斉に報道
23日午前、林芳正内閣官房長官は記者会見で日本経済新聞記者からこの件に関する質問を受け、「報道は承知している。ブラジル日系人は日本とブラジルの絆の象徴。我が国としても関心を持って注視していきたい。ブラジル日系人の方々は勤勉さをもってブラジルの発展に大きく貢献されてこられた。良好な国間関係の基礎には日系社会の存在があり、これまで両国の架け橋として活躍してこられた。引き続き日系社会との連携を強化していきたい」とコメントした。 高良沖縄県人会長に日本側の反応に関する感想を尋ねると、「日本のメディアが高い関心を寄せてくれているのは本当に嬉しいが、ブラジルには『勝負の前に凱歌を歌ってはいけない』という言葉がある。全ては審議が終わらないと分からない。ブラジルではすんなりいかないことが多い。結果が出てから祝いたい」と表情を引き締めた。