高校生が企業の若手社員から仕事のやりがい聞き 将来ビジョンを描く
FBC福井放送
福井市内の高校で12日、県内企業の若手社員から学ぶキャリア教育講座が開かれ、生徒たちは第一線で働く社会人の経験談を参考に将来ビジョンを描いていました。 「お客さんのたたずまいを見て、先のことを考える 今は声をかけない方がいいかなと」 ホテルで働く接客のプロから経験談を聞いたのは啓新高校の特別進学コースの1、2年生です。 福井ロータリークラブが開いたキャリア教育講座には13社の担当者が参加し、今年は新幹線の開業で人手を求めているホテル業界の企業も参加しました。 若手の社員たちは、それぞれの仕事の楽しさや苦労を、実体験を交えながら生徒たちに伝えていました。 ■生徒 「これからどんどん福井に観光客が来て、栄えていくことになると思うので、話が聞けてよかった」 「勉強をしておいたら視野が広くなる つらくても逃げないにしようと」 生徒は現場で活躍する社員たちの声をじかに聞くことで将来のビジョンを描いていました。