【詳報】岡山シーガルズ、Astemoに3―0 攻守に隙のない戦い、順位は7位に浮上
バレーボールの新リーグ「大同生命SVリーグ」の女子は20日、茨城県のひたちなか市総合体育館などであり、10位の岡山シーガルズは2位のAstemoに3―0でストレート勝ちした。通算2勝2敗で順位を7位に上げた。 シーガルズはセッター浜田がセンター線を絡めた多彩な攻撃を組み立てて第1セットを25―19で先取。第2セットを逆転でものにすると、第3セットは金田、中本の両レフトを中心としたアタックで25―18の大差で奪った。 デンソーはKUROBEを3―1で下し、4戦全勝。姫路はSAGA久光に、NEC川崎は東レ滋賀に勝ち、ともに3勝1敗となった。 男子は日鉄堺がVC長野に3―1で勝って開幕4連勝とした。大阪Bは広島Tに3―0で快勝し、3勝1敗。サントリー、東京GB、愛知も勝った。 シーガルズ3―0Astemo 25―19 25―20 25―18 【評】岡山シーガルズが攻守に隙のない戦いで快勝した。金田、城戸陽らが粘り強く相手の強打を拾ってラリーに持ち込み、長瀬の速攻、小松原の強打を軸に第1、第2セットを奪った。第3セットは15―15から中本の強打など3連続得点で抜け出し、25―18で振り切った。ミスによる失点が8と少なく、安定感が際立った。 Astemoはアタックとサーブの失点が20を数えるなど攻撃の精度を欠いた。