日本人選手4人が勝利を挙げ、一気に注目度が増した欧州ツアーって一体どんな大会?【DPワールドツアー大研究①】
DPワールドツアーを知る3つのトピックス
【トピック①】 ■「DPワールド」ってどんな会社なの? 22年にDPワールドツアーの公式タイトルパートナーとなった「DPワールド」は、アラブ首長国連邦の港湾会社。1972年にドバイのポートラシッド港で発足した。全大陸、69カ国以上もの物流を展開する世界的大手物流プロバイダーだ。 【トピック②】 ■前会長のK・ペリーがグローバルスウィング 欧州ツアーを変えた! 2015年に会長に就任したキース・ペリーは次々と改革案を実行。選手の登場曲を会場で流したり、6ホールのトーナメント、男女混合大会の実施など、若者や新規ゴルフファンの獲得に貢献。PGAツアーや日本男子ツアーとの提携も実現したが、LIVとの統合問題の決着を待たずに今年1月、退任した。
【トピック③】 ■PGAツアーの“2部化”が進んでいる!? 2013年にQTからのPGAツアーへの道が閉ざされ、PGAツアーの出場権を得るにはコーンフェリーで1年間戦うことが必要になり、欧州ツアーからPGAツアーへのルートを探る米国選手が現れた。B・ケプカもそのひとりで2012 年に欧州下部ツアーに参戦、2013年に欧州ツアーへ昇格し、2014年にPGAのツアーカードを獲得した。
※川村昌弘、星野陸也、中島啓太に聞いたDPワールドツアーの印象は明日公開予定です!
週刊ゴルフダイジェスト