石破茂首相、関西で公明支援 野田佳彦・立民代表は都内に集中 選挙サンデー
衆院選（27日投開票）の期間中で唯一の「選挙サンデー」となった20日、与野党党首らは各地で支持を訴えた。石破茂首相（自民党総裁）は選挙協力による与党の得票底上げに向け、公明党が候補を擁立した大阪・兵庫の6小選挙区を中心に遊説し、「国民が片時たりとも困らない責任ある政治をするのは自公だ」と訴えた。公明の山口那津男前代表も同行した。 【リストでみる】夕刊フジが作成した「大阪全選挙区当落予測」 首相は和歌山県の保守分裂となった選挙区でも演説。南海トラフ地震に言及し「災害を完全に予測はできないが、科学で予測精度を上げることは可能だ」と述べ、予測態勢の拡充を訴えた。 一方、立憲民主党の野田佳彦代表は接戦となっている東京都内を集中的に回り、「自民の裏金前議員への処分は甘い。有権者がペナルティーを与えるしかない」と訴えた。記者団に「自民過半数割れの可能性は出てきたという実感はある」と述べた。 日本維新の会の馬場伸幸代表は四国、共産党の田村智子委員長は東北、国民民主党の玉木雄一郎代表は近畿でそれぞれ遊説した。
