【仕事で疲れた心を整える】今話題の「アーシング」とは? やり方や効果もご紹介!
みなさんは「アーシング」という言葉をご存じでしょうか? アーシングは、今注目されているシンプルで簡単な健康法。今回は、アーシングの効果や実践方法について、管理栄養士でアーユルヴェーダ・ラージャヨガ講師の岡清華さんに伺いました。 【画像】メンタルヘルスを整えるアイデアまとめ
「アーシング」とは?
岡さん:「アーシング」とは「自然と触れ合うことで、人間の本来の機能を取り戻す」健康法です。 人間は忙しい毎日を過ごす中で、自分自身が自然の一部であることを忘れてしまいがち。自然に触れ合う機会が少ないと、人間が持っている体内のサイクルや自律神経が狂ってしまったり、気持ちが落ち込んでしまったり…さまざまな体の不調を感じる人も多いかもしれません。そこで、日々、時間や仕事に追われ、気持ちが休まらなかったり落ち込んでしまう方におすすめなのが、アーシングです。私が考えるアーシングには、「これをやらなければいけない」という定義はないですが、例えば以下のような方法があります。 アーシングの具体例 ●芝生に裸足で寝そべってみる ●海につかったり、海辺を歩いてみる ●温泉に行く ●旬の採れたての野菜やお米を食べる
「アーシング」の効果は?
岡さん:アーシングを続けていると、体がイキイキして、じんわりとした幸福感が続くようになってくると思います。それは、空腹時に食事をとったときのような瞬間的なものではなく、極端に言ってしまえば「息をしているだけで心地いい」と恒常的に感じられる状態のこと。具体的には、アーシングを実践することで、以下のような変化が感じられるでしょう。 アーシングで期待できる効果 ・疲労回復 ・睡眠の質の改善 ・自律神経が整う ・ふとした瞬間に「あぁ、幸せだな」と思うようになる 岡さん:私はヨガ講師をする中で、生徒の皆さんに「条件付きの幸せは不幸である」と話しています。「〇〇しないと幸せになれない」という感覚は、瞬間的な幸せしか生み出さず「もっともっと…」と、さらに多くの幸せを求めてしまうようになるからです。 人間は本来、自然の中で生活し、何もしなくても幸せを感じる状態がスタンダードであるべき。しかし、私たちはコンクリートや電子機器に囲まれて生活をしていく中で、知らぬ間に自然から遠ざかり、疲弊しています。一度都会から離れ、意識的に自然と触れ合うことで、人間本来の姿を取り戻すことができるのがアーシングの魅力。ですが、アーシングの効果が続くのは、約2週間前後と考えられています。自分に合った方法で、定期的にアーシングを実践してみましょう。