【紅白リハ】天童よしみ、29回目の出場で「あんたの花道」を歌唱
<第75回NHK紅白歌合戦リハーサル>◇28日◇NHKホール 29回目の出場となる天童よしみ(70)は02年に発売した「あんたの花道」を歌唱する。同曲は16年、20年、21年についで4回目の歌唱。 「今年で29回目の出場となります。今年はコンサートツアーで全国を回った。ジャズやクラシックにも挑戦して、その中でも演歌歌謡曲も織り込んだ」と充実した1年を振り返った。 今年2月に発売した「昭和かたぎ」がカラオケ「JOYSOUND」「DAM」で、演歌・歌謡部門の年間ランキング1位を獲得。演歌ファンに根強い人気を持つことをあらためて証明した。8月には同曲を課題にした初のカラオケ大会を開催した。「『昭和かたぎ』がすごく歌われている。その勢いで、今回の紅白は『あんたの花道』という私の歌で出場できる。やはり意気込みが違います」と素直な思いも明かした。 これまでにトリを3回経験しているベテランだが、今年は2番目に登場する。「その後、どうしようかな」と笑わせた後で、本番の演出について「富士山がバックにある。日本中に元気を届けたいという思いでいっぱいです」。 今年の漢字は「響」だという。「この言葉が好き。今年もそうでしたけど、これからも全国に私の声を届けたい」。 来年は昭和100年。11月27日に東京・国際フォーラムで100年にちなんで100曲を歌い切るコンサートを開催する。「お客さんと一緒に歌いたい歌がたくさんある。曲が多くて葛藤しています。でもとにかくやってみます」と宣言した。