「ドーソンズ・クリーク」主演ジェームズ・バン・ダー・ビーク、大腸がん闘病を告白
1990年代に青春ドラマ「ドーソンズ・クリーク」の主演で一躍スターとなった俳優ジェームズ・バン・ダー・ビークが、大腸がんと診断されたことを明かした。 「私は大腸がんと診断されました。素晴らしい家族のサポートを受けながら、これまでこの診断と向き合い、解決に向けて取り組んできました」と、米ピープルに対して独占で語った。 「前向きになれる理由があり、調子も良好です」と現状について述べており、その前向きな発言から、治療は順調に進んでいることがうかがえる。 スポーツ選手を目指していたバン・ダー・ビークだが、ケガで夢を断念。地方の舞台「グリース」への出演をきっかけに俳優の道を選んだ。1995年の映画「どんな時も」でスクリーンデビュー後、「ヴァーシティ・ブルース」などの青春映画で人気を博した。また、宮﨑駿監督作品「天空の城ラピュタ」の英語吹き替え版では主人公パズーの声も担当している。 大腸がんと診断されたものの、バン・ダー・ビークは精力的に活動を続けている。最近はドラマ「ウォーカー(原題)」に出演し、11月29日には新作映画「Sidelined: The QB and Me(原題)」の配信が予定されている。今年6月のエジプト旅行や新作の撮影をこなすなど、その活動からも病気の影響を最小限に抑えながら前向きに生活していることが見て取れる。 さらに12月9日には、前立腺がんや精巣がん、大腸がんの検査・研究への意識向上を目的とした特別番組「The Real Full Monty(原題)」への出演も控えているという。