「何でも良いから走者を…」大谷翔平の高い得点圏打率を活かせ!? PSを勝ち抜く方法。米野球殿堂入り選手が助言
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、今季のポストシーズンで高い得点圏打率を記録している。ドジャースは高い得点圏打率の大谷を活かすべきであると、米野球殿堂入りのデレク・ジーター氏が助言した。米公式サイト『MLB.com』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 第3戦を終えた時点で、大谷は得点圏において直近20打席で17安打をマークし、フランク・ハワード氏が記録した19打数16安打という成績を上回っている。レギュラーシーズン中は得点圏で打てないことが課題だったが、ポストシーズンでは課題を克服し、高い得点圏打率を誇るバッターとなっている。一方で、無走者時は22打数ノーヒットで苦戦し、レギュラーシーズンとは真逆の調子が続いていた。 同メディアによると、ジーター氏は「バント、盗塁、何でもいいから走者が得点圏にいる時に大谷を打席に立たせるんだ」と答え、大谷の高い得点圏打率を活かす戦略を取り入れるようドジャースに助言している。実際、ドジャースはポストシーズンでバントの回数を増やし、レギュラーシーズンの時とは違う戦い方を見せていた。なお、大谷は17日(日本時間18日)に行われたニューヨーク・メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦で先頭打者ホームランを記録し、ようやく無走者時のノーヒットに終止符が打たれている。
ベースボールチャンネル編集部