小沢健二が2年ぶりホールツアーを5月開催、光と陰のみの演出で全席に“ひみつの小道具”も
小沢健二が、2024年5月に東名阪会場をまわるツアー「Monochromatique モノクロマティック」の開催を発表した。 【全ての写真】小沢健二が元日に公開した新曲「Noize」2種類のジャケット写真 本ツアーでは、5月1日の名古屋国際会議場センチュリーホールを皮切りに、グランキューブ大阪、NHKホールと、いずれもキャパ3,000人前後のコンサートホールにて3都市計5公演を実施。タイトル通りあえてステージ照明に色を使わずモノトーンの光と陰のみを用いた演出で行われる予定で、小沢はツアー特設ページに長文を掲載しており「白から黒までの色の中だと、歌詞や演奏はよりはっきり聴こえる気がする」とコメントしている。 演奏曲については2024年が2ndアルバム『LIFE』の発表から30周年にあたることもあり、新旧の楽曲を織り交ぜたファン垂涎のセットリストを予定。さらに「Noize」「巨大な哀しみの時代に」と題した新曲が披露されるほか、小沢が大阪を訪れるたびに制作していた“大阪を描いた曲”も用意されているとのこと。 さらに全席に日程ごとにデザインの異なる「ひみつ小道具」が付属し、公演中には観客がそれを使ってコンサートを楽しむ趣向も。この試みについて小沢は「照明や音響という大道具に呼応して、客席に小道具があるのは、空間がでっかくなって最高」とコメントしている。なお小沢がライブを行うのは2022年6月の全国ツアー「So kakkoii 宇宙 Shows」以来約2年ぶり。 また、小沢は以前から予告していた通り、本日1月1日22時より「東大900番講堂講義・配信」と題した有料配信企画を実施する。新曲「Noize」のレコーディング音源はこの配信中に初めて公開され、その後深夜25:15頃からは小沢のオフィシャルサイトでも聴くことができる。