阿智村の工房が飯田で「お正月展」 干支オブジェや漆拭きなど100点販売
「工房菜(なな)や」(阿智村智里)の「お正月展」が12月20日、アートハウス(飯田市上郷、TEL 0265-24-5811)で始まった。(飯田経済新聞) 【写真】工房「菜や」の「お正月展」 木工作品を手がける水上雅彦さんとひろみさんの20回目となる展示会で、里山の木々を使い、天然の色を生かして仕上げた作品が特徴。「お鏡様」や来年の干支(えと)である「巳(み)」をモチーフにしたオブジェをはじめ、おもちゃ、スツール、花器、カトラリーなど約100点を展示・販売。長男でガラス作家の水上太一さんが手がけたピアスや指輪などのアクセサリーも並べ、幅広いラインアップをそろえる。 カトラリーには、友人の漆かき職人から分けてもらった国産漆を使い「漆拭き」という技法で丁寧に仕上げたものも登場。 雅彦さんは「20回も同じような内容で続けることに迷いもあったが、やはりこの展示を楽しみにしてくれるお客さまがいることが励みになっている。今年も一つ一つ丁寧に仕上げた作品を見てもらえれば」と来場を呼びかける。 開催時間は10時~20時。今月24日まで。
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