前半の好感触をナイスラウンドにつなげた

◇米国女子◇Tモバイル マッチプレー presented by MGM Rewards 2日目（4日）◇シャドークリークGC (ネバダ州)◇6804yd（パー72） 【画像】勝みなみのガッハッハ 猛烈な強風で午後のコースコンディションが厳しくなった一方、早朝に第1組で出た勝みなみは「69」で回り通算3アンダーの5位に浮上した。「前半の最初からショットが良くて、そのイメージのまま18ホールを行けた。いいラウンドだった」。1イーグル4バーディ、3ボギーで16位から首位と1打差に詰め寄り、3日目に入る。 3バーディ3ボギーで迎えた後半16番（パー5）で、ガードバンカーから25ydの3打目をカップに沈めてイーグルを奪った。「パターが入ればもう少し伸ばせたと思うけれど、その分をイーグルで獲り返せたかな」という値千金の一打。54ホール終了時点の上位8人が進出する週末のマッチプレー戦を視野に捉えた。 強風が混戦を招き、通算4アンダーの首位にカルロタ・シガンダ（スペイン）、エンジェル・イン、ローズ・チャン、キム・セヨン（韓国）の4人が並んだ。 勝とおなじく午前組で4位から出た笹生優花は2バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「74」と落とし、通算1アンダーの7位に後退。「今朝は風もなく良いコンディションで回れたけど、ティショットが安定せず、セカンドで苦しんだ」と振り返った。 2日目36ホールを終えた時点の65位タイまでが3日目に進出した。午後組の古江彩佳はバーディなし、3ボギーの「75」で通算2オーバーの20位。稲見萌寧は「73」として、通算4オーバーの29位でクリアした。 72位から午後組で出た渋野日向子は1バーディ、6ボギーの「77」とスコアを落とし、カットラインに1打届かない通算10オーバーの68位。畑岡奈紗は64位から2バーディ、6ボギー3トリプルボギー、米ツアー自己ワーストの「82」をたたき、通算14オーバーの88位に沈んだ。