目の前で土砂崩れが発生 国道424号が30メートルにわたり崩落、全面通行止めで復旧めど立たず 和歌山・有田川町
和歌山県有田川町の国道で、突然土砂崩れが発生しました。全面通行止めが続き、復旧のめどはたっていません。「国道424号の土砂崩れ現場です。今も土砂崩れが起こっています」(カメラマンリポート) 【画像を見る】目の前で崩れる土砂 幅30mにわたって国道をふさいでいる 和歌山県などによりますと、きょう午前10時ごろ、有田川町修理川の国道沿いで法面が崩れ、幅が約30メートルにわたって崩れました。土砂と木が完全に2車線をふさぎ、道路沿いの電線もまきこまれています。このため一時約100世帯で停電が発生しました。 国道は通行止めとなっていて、復旧のめどはたっていません。土砂崩れの原因は現在調査中ですが、まとまった雨は、先月28日の台風1号接近以降、降っていないということです。 また、今のところけが人の情報はないということです。 土砂崩れのあった国道は、田辺市から紀の川市を結ぶ、1日平均1200台ほどが通る道だということです。