【MLB】アスレチックス・バトラーとDバックス・キャロルが週間MVPに選出 バトラー6本塁打、キャロルも5発
日本時間9月4日、2024年シーズン23週目の週間MVPが発表され、ア・リーグはローレンス・バトラー(アスレチックス)、ナ・リーグはコービン・キャロル(ダイヤモンドバックス)が選出された。バトラーは7月にも受賞しており、今季2度目の受賞。アスレチックスからは今季、バトラーの2度のほかに、ブレント・ルーカーが1度選出されている。一方のキャロルは昨年6月に続いてキャリア2度目の受賞。ダイヤモンドバックスからの選出は開幕直後に受賞したルルデス・グリエルJr.に続いて今季2人目となった。 アスレチックスのローレンス・バトラーが今季2度目の1試合3本塁打を達成する 現在24歳のバトラーは6試合に出場して打率.500(28打数14安打)、6本塁打、10打点、2盗塁、OPS1.767の好成績をマーク。本塁打、長打率(1.250)、OPS、長打(9)、塁打(35)はいずれもメジャー1位、打率と安打はメジャー2位、出塁率(.517)はメジャー3位にランクインした。日本時間8月30日のレッズ戦では今季2度目となる1試合3本塁打を達成。24歳以下の選手がシーズン2度の1試合3本塁打を達成するのは、1947年のラルフ・カイナー(パイレーツ)と2016年のムーキー・ベッツ(レッドソックス)に続いて史上3人目の快挙となった。 現在24歳のキャロルは6試合に出場して打率.391(23打数9安打)、5本塁打、11打点、1盗塁、OPS1.510の好成績をマーク。打点はメジャー1位、長打率(1.087)とOPSはメジャー2位、塁打(25)はメジャー3位タイ、長打(6)はメジャー4位タイ、得点(8)はメジャー5位タイにランクインした。日本時間8月29日のメッツ戦では今季2度目の1試合2本塁打を記録したが、そのうち1本は8回裏に放った逆転グランドスラム。また、日本時間9月1日のドジャース戦では球団史上初となる「初回先頭打者ランニング本塁打」を放ち、パワー&スピードのコンビネーションを見せつけた。