<2年越しの春へ・県岐阜商>センバツ選手紹介/3 1年生投手 ダッシュで下半身強化 /岐阜
古賀暖人(はると) 一日300本の素振り練習では、打者の前で球に見立てたタオルを振る役を務める。夏大会で1歳上の兄の太智(2年)とともにベンチ入りするのが、今の目標。 小林隼大(はやた) 愛知県あま市出身。山中椋平(1年)と同部屋で「洗濯機を回すのは自分の役割」。左に曲がるカーブやスライダーを投げ、右打者に対応するツーシームを練習中。 小掠陽斗(はると) 5歳上の兄が野球部OB。持ち球のスライダーは「曲がり始めが早く、打者に(球種が)ばれてしまう」ことが課題。同じ左腕の野崎慎裕(のりひろ)(2年)の姿を見て研究中。 鷲見渉夢(あゆむ) 150メートル間隔で立つ二つのポールの間をダッシュする「ポール走」で下半身を強化。「ズボンがパツパツになった」。プロ野球ソフトバンクの千賀滉大投手のフォークに憧れる。 堀川翼 高山市出身で、学校近くのアパートに下宿。「練習で疲れた後、自分でユニホームを洗濯するのが大変」。オフも実家に帰らず、岐阜市内の金華山(標高329メートル)で走り込みに取り組む。(敬称略)=随時掲載