【漫画】コワモテ男子の本当の顔とは…ハンドメイド好き男子とふわカワ女子高生の"むずキュン"ラブコメに「全人類読んで!」「私のアオハル!」などの声
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、Sho-Comiで連載された白石ユキさんが描く『はにかむハニー』より第1話をピックアップ。 【漫画】大好きなハンドメイド作品を追った先には…コワモテ男子の本当の顔を知り恋に落ちてしまうJKの様子に「キュンキュンした」の声 白石ユキさんが2024年10月12日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、1.1万件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、白石ユキさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。 ■コワモテ男子の本当の顔とは… 女子高生の主人公・花咲 蜜(はなさき みつ)は、同じクラスで“狂悪グリズリー”と呼ばれるコワモテ男子・ 熊谷 優人(くまがや ゆうと)に、転校して早々目を付けられていると感じていた。通学途中の電車の中でも至近距離で熊谷にじっと見られたことに困惑し、彼のことを怖いと感じていた。 電車から逃げるように登校した蜜は、廊下で大好きなハンドメイド作家「ハニー×バディ」のマスコットを拾う。ヘアピンも同作家のものを付けるほど大好きな作家のマスコットが、廊下から進入禁止の札がかかる屋上に続く階段にも落ちており、夢中で拾う蜜。すると屋上の入り口には熊谷が待っていた。 不愛想な熊谷に襲われると思った蜜だったが、熊谷は自分の作ったヘアピンを使ってくれていることにお礼を言う。蜜は驚いたものの、自分の大好きな「ハニー×バディ」の作家さんが同じ学校にいることに興奮し、熊谷に夢中で話しかけるのだった。 その後、大好きな作品を作る熊谷に会いに屋上に行った蜜は、作品に寄ってきたハチに指を刺されてしまう。とっさにその指をなめてくれる熊谷に、蜜はドキドキしてしまうのだった。その姿を遠くから見ていた同じクラスの男子たちは、蜜が熊谷に困らされていると勘違いし、熊谷を攻撃する。蜜が誤解であることや熊谷はハンドメイド作家であることを説明するも、熊谷の作品をバカにする男子たち。それを聞いた蜜は、可愛らしい姿からは想像がつかないほどキレるのだった…。 作品を読んだ読者からは、「懐かしすぎてやばい」「泣きそう、、私のアオハル!!」など、反響の声が多く寄せられている。 ■作者・白石ユキさん「可愛いと思う物事を詰め込んで読者さんに楽しんでほしい」 ――『はにかむハニー』は、どのようにして生まれた作品ですか?きっかけや理由などをお教えください。 当時のSho-Comiさんは掲載サイクルがはやく、遅筆な私はなんとか追いつくのが精一杯で。次の連載開始まで時間もなかったので、とにかく自分の得意なもの・好きなものを入れてやるしかないと思い出来上がったのが「はにかむハニー」でした。ちなみに本当に時間がなかったので、過去にボツだったお気に入りのプロットが元になっています。今思うとあの時ボツになってよかったです。 ――今作を描かれた際、特に心がけた点や大切にしていた点をお教えください。 とにかく可愛いと思う物事を詰め込んで読者さんに楽しんでほしい、あと自分も楽しんで描けたらという気持ちでいました。 ――今作のなかで、特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。 1話目を熊谷くん視点で描いた番外編(コミックス10巻収録)が自分では気に入ってます。 可愛いねぇ、がんばれと親戚のおばちゃんの眼差しで描いてました。 ――投稿には「私が生まれて初めて読んで大好きになった漫画」「初めて買った少女漫画」 など連載当時を懐かしむ声も多くありました。白石ユキさんご自身の思い出に残っている漫画があればお教えください。 「四月は君の嘘」です。 ヒロインが主人公に言った「君はどうせ君だよ」という言葉が、当時かなり落ち込んでいた自分に響きまして。 「自分なんてこんなもんやで」と開き直れるようになってからはかなり生きやすくなりました。 ――白石ユキさんご自身や作品について、今後の展望・目標をお教えください。 少し前まで漫画を描けない時期があったのですが、いろいろな方に助けられてまた作品をつくることができています。今は溢れるくらいたくさんの漫画があるので読者さんの目に留まるのがなかなか難しいですが、まずは今連載中の作品巻数を増やして読んでもらえるキッカケを増やしていけたらと思っています。 ――最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。 Sho-Comi掲載時に比べるとかなりスローペースになっていますが、楽しくキュンとなる少女漫画をお届けできるようがんばります。いつも読んでいただきありがとうございます!