室龍太ら出演、舞台「カリズマ」追加キャストに長谷川朝晴・土佐和成・青山美郷
舞台「カリズマ」に長谷川朝晴、土佐和成、青山美郷が出演することが決定。併せて、室龍太、高田翔、寺西拓人、原嘉孝の姿を捉えたメインビジュアルと、各キャストのビジュアルが公開された。 【画像】室龍太のビジュアル。(他7件) 舞台「カリズマ」は、室、高田、寺西、原が発足させた創作プロジェクト・俳優企画(仮)の第1弾企画。脚本を吉野竜平、演出を当銀大輔が手がける舞台「カリズマ」では、4人組アイドルグループ・スクエアーズのメンバーだった葉山リクという人物を追いかけながら、彼を取り巻く謎めいた人間模様が描かれる。 実家の会社を継いだスクエアーズの元リーダー・長沢ダイ役を原、主夫として子育てに励む戸部ムツミ役を高田が担当。YouTuberになった鶴見コースケ役を室、葉山リクについて元メンバー3人にインタビューしようと試みるディレクター・三崎役を寺西が演じる。また、葉山リクの父親役を土佐が務め、長谷川と青山の2人は複数の役どころを演じ分ける。なお、物語のカギを握る葉山は舞台には登場しない。 公演は12月7日から15日まで東京・品川プリンスホテル クラブeXにて。キャスト7人のコメントは以下の通り。 ■ 室龍太コメント コースケは、元「スクエアーズ」のメンバーで、いまはYouTuberになっている。一言で表すと、元気で明るく、がむしゃらな役です。脚本を読んで、それぞれ4人の普段のキャラクターを取り入れながらも、真逆な1面も盛り込まれていたりして、面白いなと思いました。いろんな楽しみ方ができる魅力的な作品になっています。 みんな仕事にまじめで、熱量を持っている4人。だからこそぶつかったりするかもしれないけど、いいものを創るためには“仲良く”だけではできないこともありますよね。ここからは未知の世界。どうなるかわからないけど、絶対に満足していただける作品になると思います! ■ 高田翔コメント ナツミという役は、元アイドルとして活動し、その後主夫になって子育てに専念しているという役どころです。“主夫”という役割は、ここ何年かでフューチャーされてきたもので、いまの時代ならではだなと思いますし、これまで考えたこともなかったので、もっと台本を読み込んで自分の中の“主夫”像を創り込んでいきたいです。 みんながそれなりに我慢をしていること、うまくいかないこと、「あの時こうしていれば……」と思うこともある。作品の内容は、クリエイターの方たちと一緒に僕たちがお話した、いろんな経験や思いが落とし込まれていて、無さそうでありそう、ありそうで無さそうな絶妙な展開の台本になっています。いい意味でお客さんを裏切ることができたらいいなと思っています。 ■ 寺西拓人コメント 台本を読みながら、演者自身と役がクロスオーバーしているようなところがたくさんあって、脚本を読みながらみんなの声が聞こえるような感覚になりました。一般的には「そんなことある!?」と思うような展開でも、芸能界でこの仕事をしていると「そういう人もいるかも知れないな」と思えるような、リアルであってフィクションでもある不思議な作品になっていますし、コメディチックなところもたくさんあります。 この4人で舞台に立つということがこれまで無かったから「やりたいね」という話になったわけで、だからこそすごく楽しみです。みんながどういう風に稽古場にいて、どんなものを持ってくるのか、想像もつかないですね! 絶対にいい作品にしますので、ぜひ劇場にお越しください! ■ 原嘉孝コメント 葉山リクを除く3人が、グループをやめてからそれぞれの道を進んでいるわけですが、その3人が段々ひとつに見えてくる……。それが面白いところだなと思います。圧倒的なカリスマを持った人が、周囲の人生を取り込んでいってしまう……という物語ですが、ある意味、カリスマを持った本人が原因なのではなく、実は周りのうわさ話や勝手なイメージが作り出すある種の悪循環もあるんじゃないかなと。それが生み出す恐怖みたいなものをお客様に提示できたらいいですね。この業界で約10年やってきた僕らが演じるからこそおもしろいテーマだなと思います。終演後の帰り道に、物語の続きやそれぞれの背景を考えてしまうような、何かを投げかける作品にできればと思っています。劇場でお待ちしています! ■ 長谷川朝晴コメント ハラハラドキドキ、いろんな感情が芽生える作品だと思います。稽古で生まれる。その場、その瞬間で思いついたことインスピレーションを大切にしながら、キャッチボールを大切にして創り上げていきたいと思います。みんなそれぞれ、長い俳優人生を送っていると思うので、いいコラボレーションや新しい空気感が産まれたらいいなと、楽しみにしています。 ■ 土佐和成コメント 今回は、初めて共演する方ばかりなので、とても楽しみにしています。葉山の父という役は、こんな父親にはなりたくないなっていう父親です。それでも、お父さんのさみしさなんかもあるのかな、と。父親が抱えているものとしては、分からなくもない。一見、過激に感じる部分はあるかもしれませんが、一生懸命生きているがゆえにそうなってしまう、という、血が通った作品になればいいなと思います。 ■ 青山美郷コメント 葉山リクという、カリスマ的で光り輝く存在だからこそ、影が大きく、闇が深いのかな、と脚本を読みながら感じていました。生きている中でも、光と影、表と裏、2つでひとつの世界があって、他人がいるから自分も存在するんだということも、この作品に組み込まれているのかなと。私自身、ひとりで複数の役を演じるのは初めてなので、切り替え・瞬発力を大事にして、そしていろんな方とのお芝居の化学反応も楽しんでいけたらと思います。 ■ 舞台「カリズマ」 2024年12月7日(土)~2024年12月15日(日) 東京都 品川プリンスホテル クラブeX □ スタッフ 脚本:吉野竜平 演出:当銀大輔 □ 出演 室龍太 / 高田翔 / 寺西拓人 / 原嘉孝 / 長谷川朝晴 / 土佐和成 / 青山美郷