広島 九里FA移籍の補償は「来年になる」 現支配下の選手は68人
広島は26日、マツダスタジアム内の球団事務所で仕事納めを迎えた。鈴木清明球団本部長(70)はオリックスにFA移籍した九里の補償について「(判断は)来年になるよ」と年明けに結論を出すと明かした。 昨年は西川がFA移籍し、人的補償で日高を獲得した。「(プロテクトから外れた選手の)リスト次第」と、リストを見極めた上で人的補償か金銭かを決定する。 現在、チームの支配下選手は計68人。仮に人的補償となれば69人となり、上限の70人枠に迫る。69人で来季を迎える可能性も否定せず「即戦力として見るか、将来性を見るか」と同本部長。自軍の育成選手と支配下選手契約を締結する可能性も踏まえて総合的に判断する。 今季は終盤まで優勝争いを繰り広げたが、9月の大失速が響いて4位となった。2025年は新井監督の背番号「25」が入っており、「(背番号20の)栗林が抑えて、新井監督が胴上げされる姿を見てみたいね」と7年ぶりの悲願達成を願った。