大谷翔平、2戦連発39号先制ソロ 初球カーブ逃さず 弾丸ライナーに敵地どよめく 8月16戦7発 オズナに3差
「カージナルス1―2ドジャース」(18日、セントルイス) ドジャースの大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場し、両軍無得点の五回の打席で昨季サイ・ヤング賞投票2位の好右腕グレイから2戦連発となる39号先制ソロを放った。8月16戦7発。12、13日以来、今季8度目の2試合連続本塁打でナ・リーグ本塁打王争い2位のオズナ(ブレーブス)との差を3に広げた。 初回の打席は空振り三振。三回は三飛。3度目の打席で初球、甘く入ったカーブを逃さず、打球角度22度の低空弾を右中間にあるブルペンへたたき込んだ。 大谷は前日の同カードで3打数1安打1四球1打点、2得点、2盗塁。初回は四球で、三回は振り逃げで出塁し、いずれも二盗を成功させた。2点を追う五回には4戦ぶりの38号ソロを放ったが、勝利にはつながらなかった。前日まで121試合に出場し、ナ・リーグ8位の打率・291、同1位の38本塁打、同2位の87打点。盗塁は同2位タイの37を記録し、史上6人目の「40本塁打・40盗塁」も射程圏内にとらえている。 大谷はMLB企画イベント「プレーヤーズ・ウィークエンド」に合わせ、カージナルス3連戦は愛犬デコピンのイラストが入った特製スパイクと、「改善」などの文字が刻まれたバットでプレーしている。 ドジャースは先発カーショーが6回無失点の好投で昨年11月の左肩復帰6戦目で2勝目。3投手の継投で逃げ切って同3連戦を2勝1敗とした。