ソフトバンク・スチュワート 自己最多13K3勝 観戦両親に「いいパフォーマンス見せられて良かった」
◇パ・リーグ ソフトバンク5ー1日本ハム(2024年6月28日 エスコンF) 来日6年目で最多13K。ソフトバンク・スチュワートが奪三振ショーで3勝目を挙げた。「三振は狙いにいってないけど全球、調子良かった。いい勢いでいった」。ヒーローインタビューで1メートル98、101キロの巨体はさらに大きく映った。 3者凡退の初回は全11球が直球。「直球の感覚が今年、一番良かった。他をあまり見せたくなかった」。1―0の2回に先頭のマルティネスに初球の直球を同点ソロされると工夫した。続く郡司に左前打されるも万波、福田をフォークで2者連続三振。安打、四球で2死満塁のピンチとなったが、田宮を最後はスプリットで3球三振に抑えた。 5―1の7回2死二塁では浅間を155キロ直球で三振締め。自己最多13奪三振は、14日の阪神戦でのモイネロの12奪三振を抜いて今季チーム最多だ。小久保監督は「一番、三振を取ったんですか?次もいってほしいね。四球を連発して苦し紛れで直球で取りにいく投球ではなくなっている。それが今年の成長」と称賛した。 自己最長タイ7回を1失点で前回21日のロッテ戦から2連勝。米国から来日し、2試合続けて応援に駆けつけてくれた両親にまた白星を贈った。「明日帰るんですが、いいパフォーマンスを見せられて良かった」。最後の晩餐を問われると「疲れた。早く寝たいし、ピザかな」とかわいいい一面も見せた。