即BANされたガーシーだが…

　俳優の綾野剛らへの常習的脅迫などの罪で懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を受けたガーシー（東谷義和）が1日、インスタグラムの生配信に登場し、「仕事も受けます。SNSもやっていきます」とインフルエンサーとしての活動再開を表明した。 【写真】インスタライブで復活したガーシー 　ガーシーは前日、高橋裕樹弁護士のユーチューブチャンネルで「今後の活動と絶対に許せない〇〇を告発」と復帰を予告していた中、日焼けした精悍な顔つきで登場。事件での被害者へ謝罪の弁を述べたが、開始からわずか2分で放送はBANとなった。 　この事態を見越していたのか、すぐさまガーシーは〝きくりん〟こと美容師の菊地勲氏のインスタから生配信を続行。今後については趣味のウエイクサーフィンの大会に出場することを告知し、仕事のオファーがあれば、引き受けたいとした。 　公判では「二度とSNSはやりたくない」と話していたが、高橋弁護士によれば、ユーチューブも含めて、SNSの使用は禁じられていないといい、ガーシーは「ユーチューブは多分できないが、SNSも少しずつやっていく。正しい方向でやっていく」と再開するとした。 　この日はユーチューブで同時接続者数が2万人近くになり、告知されなかったインスタでも8700人にも上った。相変わらずの人気ぶりを見せつけた格好で、コメント欄にはかつてのような暴露を望む声もあったが、ガーシーは「暴露モードを期待するのはやめてください。基本的にはすごい平和で楽しい配信にしていきたい。そういうのを楽しみにしておきたい人だけ来てくれればいい」とクギを刺した。昨年、国際手配された後に暴露を一切封印したポジティブ系配信者に戻りたいという。 　一方で、らしさも見せた。告知した「絶対に許せない」の内容は「僕の名前を使ったり、親しいとの位置づけで、ファンから投資話を持ち掛けている輩がいる。認知していないし、OKも出していない」と怒り、今月中に被害者へ返金しない場合は刑事告訴すると警告した。 「配信していることを気に食わないと思っているやつもおるけど、アンチとかにいちいち食ってかかろうとは思わない。基本無視」とガーシー節ものぞかせ、再びネットを中心に賑わすことになりそうだ。