福島県の猪苗代中野球部が躍進 東北軟式野球大会で準優勝 県少年野球選手権に意欲 主将「頂点目指す」
福島県の猪苗代中野球部は7月に青森県で開かれた東北少年軟式野球大会で準優勝するなど躍進が続いている。3、4の両日は会津若松市などで開かれる県少年野球選手権大会に臨む。 東北少年軟式野球大会は1回戦で岩手県代表の東朋・末崎連合と対戦した。1―1のまま延長戦に突入すると、タイブレークとなった十二回裏、4点を奪って5―4でサヨナラ勝ちした。決勝では岩手県代表の長内中野球クラブに7―9で惜敗したが、九回に2点を返すなど、粘りの野球を見せた。 部員は16人で、常に楽しむプレーを心がける。練習、試合中ともに笑顔、掛け声が絶えない。主戦で4番の佐瀬夢翔(ゆきと)選手(3年)を中心に、堅い守りからリズムをつくる。打撃はどの打順からでも得点を狙えるなど破壊力は抜群だ。主将の高野優選手(3年)は「持ち味のチームワークを生かし、県の頂点を目指す」と活躍を誓う。 (会津版)