[山口県]新人ボートレーサー意気込み 下関市出身庄島さん、周南市出身戸田さん、光市出身出穂さんが周南市長を表敬訪問
デビューを目前に控えた新人ボートレーサー3人がこのほど周南市役所を訪れた。下関市出身の庄島潤成さん(20)、周南市出身の戸田海咲音さん(18)、光市出身の出穂和鼓さん(16)の3人が藤井律子市長に意気込みを語った。 庄島さんは下関商業高校卒。身長162センチ。子どもの頃から野球を続けていたが、高校で打球が飛ばないなどと悩んだ末、「小柄でも戦えるスポーツがしたい」とレーサーを志した。「体が小さくて自信がない人にも格好いいところを見てもらえるレーサーになりたい」と意気込む。27日にボートレース下関で開催予定の「山口シネマ杯」に出場する。 戸田さんは聖光高校在学中。祖父とボートレース徳山に行った際、客がボートを一生懸命見ている様子を目の当たりにし、「自分も見られる側になりたい」と試験を受けた。「陸の上でも水面でも活躍できるレーサーになりたい」と抱負を語った。 出穂さんは大和中学校卒。ペアボートに乗り「スピードが楽しい」とレーサーを志望。高校に進学せず試験の勉強に打ち込み難関を突破した。「ボートレースは男女や先輩後輩関係なく戦えるところが魅力。峰竜太選手のようなSGレーサーになりたい」と笑顔を見せた。 戸田さんと出穂さんは13日、ボートレース徳山で開催中の「中日スポーツ杯争奪戦」に出場した。