約4万4000羽を殺処分 旭川の養鶏場で鳥インフル
旭川の養鶏場で高病原性とみられる鳥インフルエンザの感染が確認され、道はきょう、採卵用のニワトリおよそ4万4000羽の殺処分を始めました。道によりますと、旭川の養鶏場できのう複数のニワトリが死んでいるのがみつかり、遺伝子検査の結果、致死率の高い高病原性の鳥インフルエンザとみられるウイルスが検出されました。これを受け、道はきょう未明から、この農場で飼育されている採卵用のニワトリおよそ4万4000羽の殺処分を始めました。13日までに処分を終え鶏舎の消毒作業を行うことにしています。また道は今回の養鶏場の半径3キロ以内を移動制限区域に、半径3キロから10キロ以内を搬出制限区域に、それぞれ指定しました。今回の事態を受け道はきょう、上川総合振興局内に中小企業向けの経営相談窓口を開設しました。