岡山の店に大麻類似品の疑い 麻薬取締部、販売停止命令
中国四国厚生局麻薬取締部は29日、岡山市内の店舗を28日に立ち入り検査し、大麻類似の合成化合物HHCH(ヘキサヒドロカンナビヘキソール)を含む疑いがある商品を見つけたと明らかにした。検査のため提出を命じる検査命令と、成分分析結果が出るまでの販売停止命令を出した。 麻薬取締部によると、同市内6店舗に立ち入り検査し、うち1店舗から液体状の「リキッド」と呼ばれる製品が見つかった。今後成分を鑑定し、HHCHを含むことが分かれば、廃棄処分する。 HHCHはこれまで規制対象でなかったが、成分を含むグミの健康被害が相次ぎ、厚生労働省が22日、医薬品医療機器法に基づき指定薬物に指定した。